今日、8月15日は終戦から70周年記念の日でした。
戦争を経験された方はもう70歳を優に超えており、
語り部となる方は80歳後半、90歳以上となっています。
年々風化している戦争の記憶ですが、
我々の世代は平和教育を受けて、
戦争の恐ろしさを映像や文章でのみで知っています。
といっても、唯一の被爆国として、民間人を巻き込んだ大空襲があった戦争の記憶や記録は、
私たちの世代までは脈々と受け継がれています。
戦争を進んでしたいという人は誰もいません。
戦争が起こらないような環境を作ることが重要です。
それが、周辺環境が変わった中、これまでと同じように1国のみが平和、平和を唱えるだけで平和が守れるのか、
戦力的な均衡を保ったまま、自国の防衛をしていくのか問われていると思っています。
安倍総理が戦後70周年談話を発表しましたが、
前向きな積極的平和主義を主張され良かったと思っています。
諸手を挙げて平和を唱えてスペインに侵略されたインカ帝国や、
非難を唱える国はあっても軍事的な支援のなかったチベット問題を考えてみても明らかです。
戦後70周年を迎えて、
安全保障の問題が話題とされていますが、
改めて日本の平和はどのように守られてきて、
これから先も同じように平和を維持するにはどうすればいいのか、
国民一人一人が考える一日になれば良いと思います。